【倒産】神戸神奈川アイクリニック【当ブログとの関係をすべて公開します】
こんにちは、北沢です。
前回の投稿から6カ月が経ってしまいました。2020年になりましたが、本年も宜しくお願い致します。
記事を投稿していない間も皆さまからコメントをいただきまして、とても励みになっておりました。これからも感想やご相談など、書いていただければ嬉しいです。
さて、皆さんは神戸神奈川アイクリニックという医院をご存知でしょうか。レーシック / ICL業界では最大手のクリニックに入るかもしれません。
しかし、2020年2月に破産しました。
本日は神戸神奈川アイクリニックについて語ろうと思います。
神戸神奈川アイクリニックとは
神戸神奈川アイクリニックは、こちらのポータルサイトによると以下のように紹介されています。
「神戸神奈川アイクリニックは、レーシック/ICL/白内障・老眼治療を行う眼科専門のクリニックです。世界最大の屈折矯正専門クリニックであるオプティカルエクスプレスグループとの連携により、屈折矯正手術200万症例以上。高い医療技術と豊富な治療経験を持つ眼科専門医と万全のアフターケアで、お客様の裸眼生活をしっかりとサポートします。」
国内では最大手といっても過言ではない程の症例数です。たくさんの実績を重ねていたのに、なぜ潰れてしまったのでしょうか?
設備投資の負担増 & 債務超過
神戸神奈川アイクリニックの倒産理由は、以下のように書かれています。
「クリニック開設や医療機器の導入に伴う設備投資負担が重荷となっていたうえ、過去の大幅赤字計上により債務超過状態が続いていた。このため金融債務のリスケを要請し、近時は不採算店を閉鎖するなどして大幅に業容を縮小していたが経営も限界に達し、2019年8月に事業を停止していた。」
https://maonline.jp/articles/tsr0242-lasik-surgery
設備導入時の負担が尾を引いた上、過去の赤字が解消できなかった結果、倒産したようです。
別のクリニックを新規立ち上げ
神戸神奈川アイクリニックの執刀医は、新たに「サピアタワーアイクリニック東京」という名ですぐに事業をスタートしています。
実に不思議ですね?
https://eyeclinic-tokyo.jp/clinic/doctor/kitazawa/
神戸神奈川アイクリニック=KKアイクリニック
さて、当ブログを読んでくださっている方は、お気づきかもしれません。
私がたまに名前を挙げていた「KKアイクリニック」とは、「神戸神奈川アイクリニック」のことです。
私は、神戸神奈川アイクリニックでICL手術を受け、失敗しました。
ブログ開設以来、はじめて明かす情報です。神戸神奈川アイクリニックの商売にひっかかり、結果このありさまになりました。
当時の執刀医K氏は今どこで何をやっているのかなー。(なぜか上の項目を見上げる)
当時の診察 – 手術風景
私が神戸神奈川アイクリニックで診察・手術を受けたとき、とにかく回転率を上げているという印象が強かったです。
執刀医K氏は手術室で次々と患者をさばいていました。レーザーで焼いては次の人、レーザーで焼いては次の人…と流れ作業のように高回転率で手術を行っていました。それはまるで、食品工場のライン作業を彷彿とさせました。
神戸神奈川アイクリニックの患者はどうなるのか?
神戸神奈川アイクリニックで手術を受けた人については、基本的に私も含めて泣き寝入りです。カルテの引継ぎも保証もありません。先進会眼科さんは有料であれば診察を引き受けるとのことです。
https://senshinkai-clinic.jp/news/2020/0217/
多数の芸能人・著名人もレーシック / ICLを受けました。広告料をいただいて手術を受けた人たちもいることでしょう。指原莉乃さん、ホリエモン、その他多くの人達は、一般人向けの広告塔になっておいて、いま何を思うのでしょうか。
わたくし北沢の感想
多くの実績の裏で、たくさんの屍も積み上げてきた神戸神奈川アイクリニック。
私は健康もお金も失った挙句、今後交渉していく相手も消滅してしまい、完全に手詰まりになりました。
ただ、神戸神奈川アイクリニックが消えてくれたおかげで、将来犠牲者が増えるのを未然に防げたのは良かったなと思います。
注意してほしいのが、当時の執刀医K氏は今もどこかで商売しています。その点だけは皆さんに知っておいてほしいです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
身体の不満を解消する為に、また、医療処置により生活の質の向上を図ろうとする人達を利潤目的で事業として存在していることは、改めて恐怖を感じます。また、芸能人や著名人が必ずその施術をしたのかということもわかりません。収入のために広告塔になったという見方が一番先に思い浮かびます。特に指原なんとかという人が関わっているのは、すべて危険なんだという認識です。医院そのものがなくなっても、医師はどこかで働き、新たな犠牲者を作り出しているというメッセージの発信は多くの人に伝わって欲しいと切に願います。歯を食いしばる思いの日々だとは思いますが、ほんの少しでも目の状態が良い状態に向かうことを祈っております。
>>伝えてくださってありがとうございます。さん、コメントありがとうございます。
患者の不安をあおって高利益の手術をやるクリニックが、いまも多く存在しているのは怖いですね。視力矯正のみならず、美容や脱毛など、さまざまなクリニックでも隠れた犠牲者がいるので、当ブログで実態を伝えていきたいと思います。ご声援、こころから感謝します。
初めまして。
私も以前こちらの医院で手術を受けた者です。昨日定期検診をと思い連絡したら電話が不通で、不審に思い調べたら倒産しているとの事で大変びっくりしています。
そして今後検診や何かあったらどこへ行けば良いのかと、心配し落ち込んでいます。
ちなみにこちらに掛かれているK氏と言うのは女性の先生でしょうか。
突然 ごめんなさい。
>>高橋さん、コメントありがとうございます。
この倒産の件、私も調査しておりますが事態は思ったより深刻なので後日記事にまとめたいと思います。
ですが取り急ぎお伝えできることとすれば、まずは高橋さんのカルテをご請求ください。医療法人先進会が神戸神奈川アイクリニックのカルテの開示を行っております。
https://senshinkai-clinic.jp/news/2020/0518107/
ただし破産管財人弁護士によれば、神戸神奈川アイクリニックの親会社であるイギリス法人はカルテ情報を持ち去り、行方を眩ませているとのことでした。先進会が保有しているカルテは、バックアップデータからなんとか復元できたごく一部であるとのことです。
http://www.kubota-law.com/ryohokai.html
ともあれ、今後どこのクリニックに行くとしてもカルテは必要になるのでまずは先進会にお問い合わせいただくことをおすすめします。
また、K氏とは男性医師です。