こんにちは、北沢です。
前回の投稿から5か月も経過してしまいました。皆さんいかがお過ごしでしょうか。
この5か月の間、Twitterや当ブログコメント欄の返信を行い、多くの方々と交流する機会に恵まれました。
本日は、都内のクリニックでICL手術を受け、その7年後にレンズを摘出すること決めたご相談者様(以下JN様<仮名>)からお預かりしました情報を本人了承のもと公開します。
この情報をお読みいただくことによりICLのデメリットが伝わることを心より願っております。
取材に協力していただきましたJN様にはこの場を借りて心より御礼申し上げます。
ICLトラブルの事例紹介(JN様)
JN様の基本データ
ICL手術を受けてから7年間、少しずつ視力が低下。また左目の眼圧が高く白内障も進んでいることからレンズ摘出を眼科医から勧められる。ICL手術を受けた東京都中央区の某クリニックにてレンズ摘出の希望を伝えたところ、手術費用44万円の見積が出される。
JN様のご相談内容/北沢の回答
JN様より以下のメッセージをいただきました。
【JN様からのメッセージ】
ICLの抜去を予定していますが、不安です。
ICL手術してから、7年たちますが、すこしづつ視力が落ち、手
JN様
こんにちは、北沢です。ご連絡ありがとうございます。
ご状況を拝読しました。手術前までの近視生活、そして手術してからの7年間、本当に苦労が絶えなかったと思います。眼圧が高く白内障が進んでいるのであれば、その治療のためにどのみちレンズ摘出手術は避けられない状況だったと思います。
ご不安に感じていらっしゃる点は下記の2つ挙げられると拝察しました。
・手術そのものに対する不安
・レンズ摘出後の近視生活に対する不安
摘出手術にもリスクが伴いますので、ドライアイになったり乱視が上がったり、細胞数が減少する危険性があります。実際にやってみなければ分からないところが大きいです。ただし、摘出手術によりその後の白内障治療の道が開かれますので、より大きなリスクに対処できるという考え方ができます。そして高い眼圧を下げられる見込みもあるので緑内障のリスク低減に繋がるでしょう。
レンズ摘出後の近視生活については、私自身も不安を持ちつつ暮らしている状況です。しかしながらコンタクトとメガネを併用し、なんとか視力1.0は確保できています。
ちなみに先月あたらしいメガネを作ってきました。
トリプル銀座さんでメガネを新調しました。
わりとレンズを薄く作れたので良かったです。#レーシック #ICL pic.twitter.com/cKLcigAYDI
— 北沢@ICL失敗の被害者 (@ICL_danger) April 23, 2022
JN様にも健康を第一に考えていただき、これらのアイテムで工夫しながら、楽しく人生を過ごしていただけることを切に願っております。私も再強度近視の人生を生きているので、同じ境遇の人間としてJN様のことを心より応援しています。
よろしければまたご連絡ください。
北沢
【JN様からの返信】
ご連絡ありがとうございます。おかげさまで5月5日、無事に手術することができました。今は安どの気持ちと、眼鏡がないと生活できない現状に、ICL時の生活の便利さは、良かったんだなぁと感じる毎日です。
白内障、高眼圧、抜去と悩んでいるときは、こんなことなら、眼鏡とコンタクトで生活していればよかったと思った自分に、少々あきれています。
手術はかなり不安でした。抜去後の視力はどのくらい残っているのかとか、ネットでの抜去手術の投稿も少なく、北沢さんのレンズを切ってとりだすとか(角が引っかかって傷つくんじゃないとか)、角膜内皮細胞が少なくなって白内障手術ができなくなるのではないのかとか、虹彩が出てしまって縫合したとか、怖い投稿ばかりで不安を掻き立てられました。
しかしながら、この関門を通らなければ、次のステップがないと思い腹をくくりました。私も、白内障手術で多焦点レンズ入れれば、ICL時と同じになること、眼鏡とコンタクトで生活をすれば良いことは考えておりましたから、出口の光は見えておました。せも今は少し、時間をかけて今後のことを考えたいと思っています。
手術は淡々と進められ、抑揚のない先生の指示に従い、顔を動かし、何回も液体をかけられ、15分くらいかかったのでしょうか、傷みもなく無事に片眼のレンズの抜去が終わりました。レンズを切断する感じは全然わからなかったです。液体を何回もかけられ、何をているのかわからないうちに終わったとの感想です。
この先生ついては、抜去の相談をしたとき、手術料のことで非常に不愉快な思いをしておりますが、患者の弱みで支払いをしてしまいました。これから還付請求の手紙は出すつもりです。その成り行きは、またメールをいたします。
以上、手術の結果のご報告まで。
北沢さんのメールやブログを拝読し、強度近視の方の苦労や悩みが、わかる方なんだなと思い、嬉しい次第です。強度近視に関する当事者のブログもないですからね、また非常に頭のいい方と推察されます。
【JN様からの返信】
ICL抜去料金の交渉結果について
北沢様、その後体調はいかがでしょうか、先日メールしたように5月5日に抜去手術は無事に終わりましたが、乱視が強くなり、道路のラインが先の方が2重に見えます。また視力が落ちています。
手術は、○○○○○クリニック○○で行ったのですが、事前に手術料金(抜去手術20万円、白内障手術(保険使用)20万円、両眼・税抜)を電話で確認して、その金額40万円(両眼・税抜)を頭に置き、診察したところ、保険のレンズでは良いレンズがなかったので、抜去だけにしたところ、白内障手術料金を抜去手術料金に加えたようで40万円(両眼・税抜)でした。
他の都内のクリニックを確認したところ、10万円(両眼・税抜)が3社ありました。それを基に交渉しましたが、自由診療とのことで、他の病院との価格は違うのは当然とのことでした。他の病院でも抜去手術ができることを知っていれば断れたのにと後悔しています。
法律相談もしましたが、自由診療だと難しいとのことでした。
悔しいけど、することがないので○クリニック評判に投稿しました。今日投稿しましたので、審査後(2.3日)掲載されると思いますので、良かったら見てください。
先のある北沢様の方が、悩みはずっと大きいのに、先の短い私が悩みや、愚痴を聞いていただき申し訳なく思っております。
その後、JN様とクリニックで起こった出来事についてまとめた資料をお預かりしました。今後ICLによる被害件数を少なくするため、ご本人了承のもと今回の情報開示に至りました。
以下、お預かりした資料を掲載します。
JN様の資料
JN様から資料を郵送していただき内容を拝見しました。JN様とクリニックのやり取り、レンズ摘出手術の価格、執刀医の口コミ等、詳細情報の中から個人名とクリニック名を除いたほぼすべての情報を掲載いたします。尚名前の他、個人を特定できる内容は編集を施すことがございます。あらかじめご了承ください。
北沢あての送付状
『北沢様から依頼のあった、資料を送付します。
今は、自由診療による金儲け第一主義の医療側と、良い視力を願望する患者との間に生まれる、医療難民がますます増えてゆくことが予想されます。
それを防ぐには、患者がリスク、メリット、病院の経営状況、医師の評判(悪評があった医師でも、転院したり、病院を開業したりしてゾンビのごとく蘇ります)等、充分調査したうえで、納得して手術等を考えなければなりません。
北沢様のブログが、その一助けになることを祈念しており、応援しております。
北沢様のブログに、批判的な意見もあるそうですが、その人たちは良いICL生活をおくっておるのでしょうか。いずれ抜去しなければならない時が必ず来ると思うのですが。ICL手術してから、どのくらい年数が経っているのか、そういうデータがほしいですね。』
クリニックあての質問状①
以下、JN様がクリニックに送付した質問状を記載します。
『新緑の候
先生におかれましては、ご健勝にて、ご活躍のこととお喜び申し上げます。毎日大勢の患者を前に土日も休まず夜遅くまで診療にあたっているご様子に、すごい先生だなと感じております。
さて、私、〇月〇日にICLの抜去手術を執刀していただき、その後、眼鏡の生活に戻りました。小学校の時から眼鏡をしていた私は(当時はクラスで1人しかいませんでした。)それからは近視の進行との付き合いで悩みはたくさんありました。
61歳の時、ICLの記事をインターネットで見つけ、半永久コンタクトの触れ込みに、ああこれで死ぬまで、視力の悩みから解放されると思い、ICL手術を行いました。眼鏡なしの生活はやはり快適でしたが、眼鏡と同じように進まなければいいなと一抹の不安を持っていましたが、残念ながら不安は当たってしまい、抜去となってしまいました。
ICL手術当時、左目に少し白内障があると先生から聞いていましたが、ICLが原因かどうかはわかりませんが、白内障、高眼圧が発生し抜去をしなければならなくなりました。残念ながら7年間しか持ちませんでした。
今回、この手紙を書いたのは、抜去費用について、非常に不愉快な思いをしたので手紙を書いた次第です。
抜去に当たり、私は貴院にあらかじめ、抜去の費用(両眼)と、白内障の手術の費用(両眼、保険使用)の金額を確認しております。受付の女性が答えてくれたのですが、少し時間をおいて(先生に確認したのでしょう。)抜去20万円(両眼、税抜)、白内障20万円(両眼、税抜、保険使用)とのことでした。
その金額を頭に置き、貴院に行き先生にお話したのですが、白内障のレンズは、私の強度近視には2,30cmの焦点のレンズしかないとのお話でした。そんな生活になってしまうのかとショックを受け、少し考えたいと申しまして、待合室にいると、先生が今は使われていないが、1・0位の視力が出るレンズがあるとのことで、心が動きましたが、少し考える時間が欲しいので、抜去だけをお願いしました。
受付の方から手術費用が示され、その金額は40万円(両眼、税抜)あまりの高額に驚き、躊躇していると、先生は失明するぞ、責任は持てないと言われ、患者としての弱みもあり、待合室には大勢の患者もおり、騒ぎ立てることはできず、半額の20万円(税抜)を支払いました。
その日は憤懣やるかたない気持ちで帰りました。
翌日から、ネットで抜去の方法リスク、改めてICLのリスク、先生の評判、色々調べました。また東京の大手の同業者の抜去手術(3年経過後)の費用を確認しました。3社が片眼(5万円、税抜)1社が片眼(10万円、税抜)というものでした。ただ他の病院で入れたものはデータがないのでしないとのことでした。1社が検査(5,000円)してできるものは抜去手術するとのことでしたが、時間がなく、半額支払い済みなので、先生のところで手術をしました。
手術の内容は変わらないと思うのですが、なぜ先生のところは4倍も手術料金がするのでしょうか。
先生にしたらはした金かも知れませんが、年金生活者の私にしたら、10万20万は大金です。支払ってはおりますが、他の大手3社と同じ10万円(両眼、税抜)にしていただきたく、お手紙を差し上げた次第です。
ネットでは先生の前経歴、技術的なこと、人間性とか酷評記事がたくさんあります。(良い記事もありますが。)私も今は同じ気持ちです。
でも、冒頭に書いてある通り、土日の休みもなく、夜遅くまで、たくさんの患者の診療にあたる先生を見ると、医師としての使命感を持った先生かなとも思ったり。(ほかに理由があるかもしれませんが)はたまた、患者の弱みに付け込み、患者をただの金儲けの道具としか見ていない、金の亡者なのかなと思ったり。
この手紙に対し、先生がどう対応していただけるかにより、今後、どうするか考えたいと思います。よろしくお願いします。』
T医師に関する口コミ
以下、JN様の対応をした執刀医に関するネット上の様々な方からの口コミを抜粋します。
多くの被害を出し、集団訴訟された品川近視クリニックの首謀医師の医院ですね。品川近視に在任中、「レーシックでの被害はない」とか、「消費者庁のレーシックの注意喚起は、営業妨害」と騒いでいました。しかし、訴訟される直前に、突然、長年、勤務していた品川近視をやめています。その後、訴訟された品川近視でのリストラで、不用になった中古マシンを購入して、品川近視の女医を引き連れてレーシック医院を開業しています。そこが、○○○○○クリニックです。
とにかく、レーシック医師特有の商売熱心な医師で、海外でもあまり実績がない商品を、実績が充分に有る様な販売をすることで有名です。海外の表彰状を自慢して、ネット広告していますが、海外のレーシックマシンやレンズメーカーの感謝状に過ぎません。販売店への感謝状です。英語の読めない日本人に、名医と思わせる手法です。あなたも、その一人でしょう。名医と言うより、むしろ、訴訟された品川近視出身の中心医師だった事の方が有名です。
又、タレントの医療広告は法律で禁止されていますが、品川近視時代には、タレントに高額ギャラを払って、医療広告を出していました。多くの国民が、医院の合併症を説明しない手法に騙され、被害に遭われた。
集団訴訟された品川美容外科の傘下の、品川近視クリニックにいたので、今も過大広告が得意です。数年前、フジテレビが、訴訟中の品川近視のY川S医院長から紹介を受け、名医としてテレビ出演させていましたが、今では、マスコミも、声を掛け無くなったようです。
元々、品川近視で、長年、マシンでしか手術していなかったレーシック医師です。自身が手術した術後の患者の診察すらしなかった。もっとも、この医院の医師は皆、そうですけどね。老眼レーシックなど、デンマークで問題が発生していても、合併症を隠して、今も販売しています。白内障手術も、兎に角、高額にして、自由診療で高ければ良いと勘違いさせる手法を取っています。
白内障手術は、大学病院や、東京だったら、水道橋の老舗の有名眼科などの方が、小さな個人病院より確実と思います。派手なネット広告をする医院は、一般論として避けた方が無難です。脳に直結している目ですから、大事にしましょう。
T医師の口癖ですが、見え方が悪くなった患者には、「脳が慣れる。様子を見ましょう」と言います。[光学的には問題がない様にするのが、屈折矯正手術]だというのを、理解出来ているのだろうか?と疑問が有ります。
とんでもない。絶対に行かないでください。今日契約すると、30%割引とか、その場でお金を払わせようとする。今どき閉店セールでもやらない。金儲け主義。
眼科 白内障 視力の低下 歪んで見える。
これは悪夢である。白内障の手術を受けた。ウエブサイトでの料金設定では、恥ずかしげも無く堂々と”明朗会計”と謳っており、多焦点レンズの費用は乱視併用で¥1,650,000両眼[非課税]と、あるが手術を決め、会計段階になると、”白内障多焦点レンズ案内”なるものを渡され、総合計額は何と¥2,087,800であった。そして医師は老眼矯正3焦点レンズ トリフォーカルレンズ「パンオプティック」先進医療対象[非課税]を、”4焦点レンズ”と偽り、全額自己負担でしかも、課税して払わせた。
事実、4焦点レンズの説明を求めたが、「中間と遠くの間もよく見えるようになるレンズだ」と、医者とは思えぬ具体性に欠ける説明であった。日本全国どのクリニックもこのパンオプティクスレンズ仕様であると、手術費込みで総合計110~120万(乱視併用)で良心的に患者に提供している。医師として、モラルを著しく欠いているようだ。
術後、目薬代として¥18,100を請求された。全部調べたところ1本僅か¥150~280の目薬である。薬代は公的医療保険適用であるとウエブサイトにあるが自己負担させられた。公的医療保険が適用されたのは、最初の検査と手術直前術日の無意味な検査合計¥9,570など、このクリニックへ支払った総合計料金は¥2,337,100であった。手術がどのように行われるかの細かい具体的な説明や目薬などの副作用などの説明は全くなし。
手術は乱暴で痛みを伴い、死ぬほど恐ろしい想いをした。何をしたか知る由も無いが、案の定、術後両眼の表面の強膜に穴があき膜がめくれあがりひだになってしまい充血が激しかったにもかかわらず、それに対し全く処置もなし。綺麗だ白目を著しく汚くされた。術後の見え方も酷く、検査が生かされた正しいレンズが本当に目に合っているのか、それが入っているのか疑いたい。今後の炎症の危険性や後遺症、見た目の醜さに怯える日々であり、毎日悪夢をみているようである。
手術は終わった、お金を払わせてしまえばこっちのもの、手術の結果、経過などや費用に関する苦情など俺の知ったことか、と言わんばかりの開き直る横柄な対応は実に慣れているようであった。
クリニックのウエブサイトの全ての過剰広告を全面的に信用せず、自分でよく調べて判断しないと私同様、一生後悔することになる。
ここで手術した知り合いが、日本一の名医だと薦め、尊敬する方もその知り合いの薦めで、ここで手術して経過が良いとの事だったので、この病院で白内障の手術を受けましたが、散々な状態です。
簡単に言うと片目がおかしい。重たく、霞む、大きなゴミが入ったようなゴロゴロ感、全く治りません。
院長も副院長も、それは、ドライアイで、感覚は個人差と言うばかり。4か月続いて、全く症状が変わらなかったので、他の眼科を訪ねたら、ドライアイの症状は殆ど無く、左目の炎症が収まっていないとの診断。新しい医者から抗炎症剤を処方してもらっています。
最初は親しい知り合いからの紹介と言う事もあり、先入観もあって、あまり気にしていなかったのですが、振り返ってみると、
①検査データを見せて説明する事をしない。
②症状とか原因とかの説明など殆どせずに、手術のオプションをどんどん薦める。
③手術の説明・術後の経過についても全く説明無し。
④手術当日も、何の手術をするかも忘れている。単なる作業としか思っていない様子。
⑤術後は何かあっても、『個人差』『ドライアイ』『時間が経てば慣れて来る』しか言わない。
⑥異常を伝えても、手術した院長は2度と出て来ない。受付は『院長は超多忙で、副院長が異常を認めれば院長に繋ぐ』と言いながら、全くそうはならない。
レーザーによる、レーシックと白内障手術は出来るが、眼科としての知識・診断・治療が出来ない医者だと思います。また、患者に対する誠意のかけらも見えない。私にとっては最悪の医者でした。
クリニックからの回答書①
『貴殿よりお申し出がありましたレンズ抜去に伴う費用についてですが、ICL手術は自費診療に該当しますので、価格はクリニックが設定できるものになっております。このため、実際の手術費用も施設によって異なりますので、手術費用自体も数十万円の開きがあります。
レンズ抜去が必要になった場合においても、施設によって価格は異なると思いますが、これは自由診療に該当する処置であるからです。他の施設の価格設定については、その医療機関が設定しているものになるので、手術費用と同様に価格の差があることは当然と言えます。
本件に関する治療につきましてはすでに終了しておりますが、費用については事前にお伝えした上でレンズ抜去の施術を承っております。顧問弁護士にも確認しておりますが、価格については他の施設に合わせる義務はございませんので、ご希望には添いかねますことをご了承ください。
また、眼圧が高い状態だったため、レンズを抜去しなければ緑内障の発作を起こして失明する可能性もありましたので、医師として状態をお伝え致しました。貴殿からの「患者の弱みに付け込む」というご指摘には当たらないと考えております。逆に、説明もせずにレンズを抜去する訳にもいきませんので、診断結果をお伝えした次第です。
最後に、貴殿はインターネット上の当院(院長)に対する誹謗中傷の記事を抜粋して添付し、「この手紙に対し、先生がどう対応していただけるかにより、今後どうするか考えたい」と記載しています。これは、「もし当院が貴殿の要求に従わなかった場合は、ネット上に同等以上の誹謗中傷をする」「ネット上に同様な書き込みをされたくなければ、要求に応じるように」という強要行為とも受け取ることができ、実際に当院は、これに畏怖を覚えました。この点についても、顧問弁護士に確認しておりますが、今回の当院からのご回答に対し、当院への誹謗中傷等が行われた場合は、強要未遂、業務妨害および名誉棄損として民事及び刑事の法的手続きを検討せざるを得ませんので、申し添えます。以上』
(※当記事は、ICLのリスクおよび健康の大切さを発信することを目的として、北沢側からJN様に取材協力を要請したことを今一度お伝えしておきます。北沢)
クリニックあての質問状②
○○○○○クリニック○○ 様
早速回答をいただきありがとうございます。
内容を拝読すると、自費診療だから価格の設定は問題ないとのことですが、他の大手のクリニックの4倍の料金は納得できる話ではありません。
また、手紙の内容に、回答がなかったものもありますので次のことに回答をお願いします。
①事前に電話にて、抜去費用20万円(両眼、税抜き)白内障手術費用20万円(両眼、保険使用、税抜き)40万円と確認しております。受付の女性の方が答えてくれました(少し時間がかかったので、先生に確認したのでしょう)。なぜ、診療当日に抜去費用だけで40万円(両眼、税抜き)になったのでしょうか。家に帰ってから、事前に確認した金額と違うと電話すると、クリニックに来てくれとか、そうなっているとか、納得のいかない女性の応対でした。
②40万円の手術費用の明細をいただきたい。
なお、インターネット上に、先生の誹謗中傷の書き込みをすれば、強要未遂、業務妨害、名誉棄損として民事刑事の法的手続きを検討するとのことですが、逆にそちらがこちらに恫喝をしているのではないですか。
私は、先生のことを誹謗中傷する気はありません。私の受けた事実をありのままにお伝えしようと思っているだけです。
クリニックからの回答書②
『貴殿よりお送りいただいた〇月○○日付けの書面を確認致しました。
レンズ抜去の費用については、先の書面でもお伝えした通り自費診療となるため、クリニックによって費用は異なります。レンズを抜去する処置であっても眼内での手技になるため、一定のリスクが存在します。
このため、レンズを抜去する時点で他の眼疾患が認められない場合と比較して、白内障や緑内障など他の眼疾患が認められる場合は生じるリスクが高くなります。レンズ抜去に伴う費用については、このリスクを考慮して設定していますので、何ら疾患が認められない症例に対する通常のレンズ抜去とは異なる案内となります。
貴殿の場合は、白内障と高眼圧という複数の疾患が認められており、それだけリスクの高い処置に該当しますので、リスクの高い症例に対する抜去費用としてご提示した次第です。※
次に、手術費用の明細についてですが、この度の抜去費用は2回に分けてお支払いいただいており、それぞれに「診療費請求書兼領収書」をお渡ししております。すでに貴殿に対して発行済となっておりますのでご確認ください。
なお、「診療費請求書兼領収書」は再発行ができません。その旨も記載しておりますので合わせてご確認ください。
最後になりますが、民事及び刑事の法的手続きの検討については、貴殿が前回に書面に当院および個人に対する誹謗中傷の記事を同封されたことが原因であり、それに対して回答を差し上げた次第です。費用に対する意見書であれば、常識的に考えても誹謗中傷の記事を同封する必要性はなく、当方に対する強要行為として認識できることは顧問弁護士にも確認しております。当方から貴殿を恫喝する意図は一切ございませんので、申し添えます。以上』
※レンズ抜去手術の際の「手術申込書」を拝見したところ、リスクの高い症例に対する手術費の変動要素等の記載がないことを確認しております。つまり手術費用が高額になった理由はクリニック側の後付けであると考えられます。北沢
クリニックあての質問状③
○○○○○クリニック○○ 様
早速2回目の回答をいただきありがとうございます。
内容を拝読すると、私に白内障、高眼圧の疾患があるからリスクの高い処置を考慮し40万円(両眼・税抜き)の設定になったとのこと。
しかしなぜ、電話で事前に抜去料金20万円(両眼・税抜き)と確認してありますが、抜去するのは、白内障・高眼圧・緑内障との症状があって、レンズを抜去手術をするのではありませんか。先生はICLの抜去となれば、そのことは当然わかっているはずです。それを踏まえての抜去料金20万円(両眼、税抜き)だと考えます。
それが40万円(両眼・税抜き)になった理由が、白内障、高眼圧の疾患があるからとは、後付けの理由としか考えられません。
他のクリニックに、白内障、高眼圧があった場合の抜去料金を照会することにします。
また、私は1年前くらいから、地元の眼科で定期的に検診も受けています。また〇月○○日に貴院のM先生にも診察を受けています。すぐに失明するとは思っていません。
前回、手術代金440,000円の内訳書をお願いしていましたが、すでに私に「診療費請求書兼領収書」を発行してあるから、二度の領収書は発行できないとのことですが、領収書は必要ありません。「手術代・税込み440,000円」の内訳明細を別紙に書いていただきたく送付ください。
私が誹謗中傷のネット記事を同封したのは、貴院が世間でどのように見られているか、お知らせするため同封したものです。
私は、先生のことはよく知りませんので、誹謗中傷する気はありません。ただ、私の受けた事実を、ありのまま皆様に知っていただきたいだけのことです。
クリニックからの回答書③
貴殿よりお送りいただいた〇月〇日付けの書面を確認致しました。
このたびの手術はレンズ抜去であり、レンズ抜去の費用については、両眼で税込み440,000円(片眼 税込み 220,000円)となります。
貴殿からは何度かご連絡や問合わせ等をいただいていますが、当クリニックとしたはこれまで述べた以上に申し上げることはありません。
つきましては、本書面での回答をもって、本件の対応は修了とさせていただき、これ以降はご連絡や問合せ等をいただいても対応いたしかねますのでご了承ください。
以上
JN様が某サイトに投稿した口コミ 11/28更新
ICLの抜去手術で、合計499,430円を支払いました。
私は、○○○アイクリニック○○において、平成○○年○月にICL手術を行いました。当時60歳で無料検査をうけ、左目に白内障が少しあるとの説明はありましたが、白内障が進むと視力が落ちること、レンズを抜去しなければ白内障の手術ができないことなどの説明はなく、挿入レンズ、手術金額、日程等の説明を受けその日に契約し、手術を行いました。
説明があったなら60歳ですからリスクを考え、手術はしなかったでしょう。
リスクは現実となり、手術後6・7年目には特に左目の白内障が進み高眼圧で、新聞、週刊誌等はよく読めない状態になり、抜去しなければならなくなりました。
(つづき↓11/28更新)
手術にあたり、事前に電話でクリニックに抜去手術(両眼・税抜き)と白内障手術(両眼・税抜き・保険使用)の料金を確認しました。抜去手術が20万円(両眼・税抜き)白内障手術が20万円(両眼・税抜き・保険使用)合計40万円(両眼・税抜き)とのことでした。
その金額を頭に置き、先生に診察してもらうと、強度近視のため2~30cm焦点のレンズしかないとの説明にショックを受け待合室で考えさせてもらっていると、先生から、今は使用されていないが1m位の焦点のレンズがあるとの説明があり、心は動きましたが、冷静にレンズを選択したいと考え、抜去だけとしました。
受付の女性から手術料金の案内があり、なんと抜去料金だけで40万円(両眼・税抜き)の提示がありました。あまりの高額に内金20万円(両眼・税抜き)をためらっていると、女性が先生に話に行き、先生が「失明するぞ、責任は持てない」との言葉に半額を支払いました。
これから手術を受ける身としては、患者の弱みに付け込んだ恫喝そのものです。後日、患者の弱みに付け込んだと手紙に書くと、医者として診断結果を伝えたとの説明で「患者の弱みに付け込む」という指摘には当たらないとの回答でした。
翌日、都内の大手クリニックで抜去料金を確認すると、当病院で手術した場合は10万円(両眼・税抜き)が3社、20万円(両眼・税抜き)が1社ありました。これを基に、同額にするよう手紙を出すと、自由診療なので、料金は病院によって違うのは当然とのことで、その料金で話しており、すでに手術は終わっているので返金はできないとのことでした。
しかし、4倍の料金には納得できないと、2回目の手紙を出すと、私に白内障と高眼圧の疾患があるため、それだけリスクの高い症例に対する抜去費用として提示したとのことでした。他の病院に聞いてみると、疾患の有無に関係なく料金は決まっているようです。そもそも、その原因のため抜去するのですから。
このように、この○○○○○クリニック○○は自由診療との名のもとに、高額の医療費を取り、苦情、質問、返金要求等は、後付けの医療説明で理由をつけ、正当化し真摯に対応しません。
さすがにT先生、S川近視クリニックで、レーシック集団訴訟があった当時まで、同病院で副院長をしていた先生です。
私はICL手術を受けた当時から、この先生にはもう関わりたくないと思っていましたが、抜去手術をしなければならなくなった時、いやな気持になりましたが、予感は当たりました。今の唯一の小さな喜びは、二度とこの先生に関わらなくて済むことです。
これからICL手術等自由診療を考えている方は、料金・リスク・メリット、先生の評判等を充分に調査しましょう。
またICL手術は、無料の適性検査が受けられますので、数社で検査して、その中から選ぶとよいです。そして無料検査日に、その場で契約してはいけません。手術料金半額納付しなければならないし、後日手術をキャンセルしても、その支払った半額料金の返却はありません。
私は今回のICL手術から抜去までを経験し、残りの人生苦労を考えると、公開、失った大金、失った健康(乱視が強くなり、視力が落ちていました。)に落胆しています。
私のこの投稿が、これからICL手術を受けようとする方の、参考になれば幸いです。
北沢からのコメント
「その場で契約してはいけないこと、失った健康のこと、私も同意見です。これを読む人が自身の健康を何よりも大切にしてくれることを切に願っております。」
次回:12月更新予定
なんで61歳でICL受けてる?
しかも白内障ありで受けてる?
意味不明だ。
本人にリスクの説明もないのか?
もしこれが事実なら病院名を隠さず公表したほうが世のためではないだろうか。
白内障になる年齢でのICL手術は良くないね。
冨田実アイクリニック銀座
歴史が浅くまだまだ信頼性の低い手術なので問題も多いですよね。
ましてまだ黎明期の手術なのに、拝金主義のままに浅はかな診療や雑な手術でトラブルを連発して信頼性がなくなり、眼科史の汚点にしてしまう医師にも呆れてしまいます。医者として手に職つけた以上一番に患者のことだけを考えてほしいものです
歴史が浅い(40年以上の実績)
笑
ヨーロッパで1986年から正式に始まったそうですがそうなら2022年から数えて36年前ですけど、算数もできなかったかな?そもそも日本では2003年から始まった施術方法ですし、まだ20年も立っていませんが。
そもそも半永久的な物なはずなのにどこも永年保証(レンズ交換や異常で抜き取ったあとのアフターフォロー)をしてない以上、リスクは拭い去れない施術方法なのです
明らかにICL嫌ってる人同士がお互いの意見を「正しいんだ」と確認し合うための場所だなこのブログは。
まあ失敗した人のブログだからそうなって当たり前か。
そもそもそんな危険な施術なら国が認めないっつーの。
てか大抵の手術は半永久的なアフターフォローなんてしてないだろ
なんかうだうだ言ってる人いるけど、裸眼で視力1以上ある人やICL受けて満足してる人はわざわざこのブログに訪れる筈はないんだよなぁ
まして「ICL嫌ってる人同士」しか来ないブログにICL養護の書き込みしてる時点でクリニックの回しもんだってわかりやすい
妄想きっつ
しっかしICLってヤブ医者のせいで本当に勿体ない手術になっちゃったな
「丁寧に患者と向き合う・金儲けに走らずインフォームドコンセントを遵守する・術後もちゃんと面倒見てやる」これやるだけでもっと信頼性高まって自然と患者も自動的に集められたであろうに、現実は広告打ちまくりで金儲けに奔走、もはやインフォームドコンセントは建前ですらない
白内障の症状ありで61歳でICL・・・?明らかに適用外。
そもそもICL断られるでしょ、普通。
北沢さん
更新はまだでしょうか?
11月も終わりますよ。
傷口をなめあうための場所になってるのかな?
否定的な意見が多すぎる。
言い過ぎや
いいすぎ!
たしかにICLを受けて生活が良くなった人がほとんどだと思うけど、一方で実際苦しんでいる人たちもいるわけなので、そこら辺はきちんと認識すべきですよね。
2022年11月30日 11:11
傷口をなめあうための場所になってるのかな?
否定的な意見が多すぎる。
というコメントをしたものです。
苦しんでいる人の事情を一切考えていない、極めて無礼なコメントをしてしまったことを深く反省しています。今改めて見ると、当事者でもないのによくもまあひどいことが言えるな、と思うほどです。北沢さんをはじめとする、このコメントで傷ついた方々に謝罪するとともに、今後は軽はずみなコメントなどには十分注意していきます。申し訳ありませんでした。
こんにちは。
多分、ご覧になってると思いますが、YouTubeで抜去して頭痛が起こった人は世界中で一人しか見たことないとか言ってました。こんなに苦しんでるのに他人ごとみたいでしたね。