ICL手術をご検討なさっている方へ
こんにちは、北沢です。
最近の症状としては、頭痛は落ち着いてきています。ただ手術前より眼が疲れやすくなったことを実感します。
さて今日は、ICL手術をご検討なさっている方も当ブログにお越しくださっていると思いますので、手術の是非について個人的な見解を述べます。
何のために手術するのか
手術を受ける目的は人によって異なると思います。
ただ、大体は“煩わしさから解放されたい”ということからでしょう。
メガネやコンタクトの生活は面倒ですよね。私も人生のほとんどをこのアイテムを使って生きてきましたので、よく分かります。
メガネは曇ったり雨天のときは水滴で見づらくなったり、度数が強いとメガネが重いし目が小さく見える。コンタクトは衛生面で気を遣うし装着時間に制限がある。
そんな不便な生活から解放されたいと思うのはごもっともです。
そこで、ひとつ質問です。
今、あなたは健康ですか?
なんでこんなことを聞くのかというと、ICLは健康を引き換えに視力を得る手術だからです。手術を受けた人全員が健康を失うわけではありませんが、そのリスクがあるのは確実です。
質問を変えます。
健康を損なってでも視力が欲しいですか?
たとえば航空機のパイロットになりたい、軍隊に入りたい・・・など、特殊な職業に就くためにどうしても裸眼視力が必要ということであれば手術することを否定しません。
実際、私も東南アジアの貧しい地域で勤務する予定だったため、もし現地でメガネやコンタクトが調達できなければマズイと思い手術しました。
しかし、単に煩わしさから解放されたいとか便利な生活を送りたいということであれば、一度立ち止まって考えてください。
今あなたの日常を支えているものは視力以前に健康です。
これが害されると、今の日常はなくなります。場合によっては退職を余儀なくされたり、生きているだけでツラいということもあるでしょう。
クリニックは手術への抵抗感をなくすために、あえてカジュアル感を出した宣伝を打ち出しています。でもその実態は、人生を賭けた選択ということなのです。
手術をお考えのひとは、人生を賭けてでも視力が欲しいかを今一度お考えになってください。
それでも受けたい方へ
正直なことをいうと、手術を止めるつもりはありません。
私がこれだけの被害を受けているのになぜ止めないのかと思うかもしれませんが、あくまでも“私は”被害を受けたのであって、手術に満足している人も現にいらっしゃるからです。
そういった人の存在を無視してICLを否定するのは客観性に欠けると思います。
それに、やらないで後悔するよりはいいという考えの人もいると思います。今後の人生で行き詰ったとき「あのとき手術を受けていれば違う結果になったのかな」と思うかもしれません。
実際問題、手術を受けて満足した人や失敗されて苦しんでいる人の体験は、結局のところ手術を受けた本人にしか知りえない部分なのです。だからご自身で経験されることでご自身の気持ちにけりをつけるのもありだと思います。
ちなみに当ブログは以下の目的をもって運営しています。
①ICLの実態公開 および 手術希望者とのミスマッチの防止
②手術犠牲者の方々との情報共有・解決策の模索
③クリニック等 手術提供者に対する再発防止の訴え
➃アフィリエイターによる悪質な情報操作の防止
まとめ
もし手術に失敗したときは、人生の軌道修正を余儀なくされる危険性が大いにあります。そのため、人生を賭ける必要があるのか否かをよくお考えになった方がいいと思います。
ここまで読んで頂きありがとうございます。
指原莉乃さんがiclを受けて、結果良かったのかなぁ、思っていたら
貴方様の体験を読ませて頂いて
えーっそんな事があるの、クリニックの考え方おかしいですよね。
私の夫も軽く受けたいように、言ってたので
これは、よくよく考えないといけない事なんだと教えて頂けたと思っております。
体調が少しずつでも良くなるよう心から願っております。
>>テルさん
ご声援ありがとうございます。
おっしゃる通り危険が伴う手術なので、そのことを旦那様にお伝えいただければ幸いです。私自身、まだまだ本調子ではありませんが、健康を取り戻す方法をこれからも探していきたいと思います。